弛緩収縮評価

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心筋細胞の収縮力は、変力作用によって増減します。陽性変力作用は心筋の収縮力を増大させ、陰性変力作用は減少させます。これらの陽陰性変力作用は、心臓血管系の活動において重要な役割を担います。

MEAプレート上で培養された心筋細胞は、自発的な拍動を有し、電極上で弛緩収縮の動きを繰り返します。Maestro Pro/Edgeの [Contractility] 機能は、この弛緩収縮による心筋細胞の形状の変化を、電極との接着面におけるインピーダンスの変化としてとらえます。

Maestro Pro/Edgeは、同一電極から、細胞外電位測定とインピーダンス変化の両測定が可能です。電気的な活動と弛緩収縮の両評価により、心筋細胞の機能をより深く理解することができます。